泌尿器科

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泌尿器科

診療内容

年齢とともに、排尿障害や頻尿等で悩んでおられる方が増えております。多くの方は前立腺肥大や過活動膀胱などの良性疾患であり、簡単な検査で診断でき薬により症状が緩和できます。
当院では、よりよい日常生活を過ごせるよう、最新の薬も含めて、その方に応じた投薬を行っております。同じような症状でも悪性疾患の場合もあります。まずは泌尿器科に受診されることをお勧めします。

前立腺生検は日帰りで行っております。
手術を要する前立腺肥大症に対しては、最新のレーザー治療を行っています。
最新のレーザー治療は体への負担が従来の手術に比べより少なく、入院期間も3~4日間でかなり短くなっております。導入施設は少ないので前立腺肥大症の手術を検討されている方はご相談ください。
腎癌等に対する腹腔鏡下手術は腹腔鏡技術認定医、木浦宏昌等による協力により待機日数も短く、診断後早期に当院にて行える体制を整えています。
自然排石困難な手術を要する尿路結石に対しては、近隣の設備を有する宝塚市立病院等へ紹介させて頂いております。他、包茎、パイプカットの自費手術(80,000円程度)も可能です。

当科では、丁寧な対応、迅速な診断、適切な治療を行うことを心掛けており、近隣のクリニックや病院とも連携し、地域医療のお役に立ちたいと考えております。気になる症状や困っている症状があれば当院にてご相談下さい。

対象となる疾患

  • 前立腺肥大症、過活動膀胱(頻尿、排尿障害、失禁等)などの下部尿路疾患
  • 膀胱炎、前立腺炎、腎盂炎などの炎症性疾患
  • 前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌などの悪性疾患
  • 尿路結石、ED(勃起不全)、性行為感染症(尿道炎等)、慢性腎不全など、泌尿器科全般に対して、幅広い診療を心掛けております。

PVP治療について

PVP治療の長所

  • 特徴1 安全性が高い
  • 特徴2 体への負担が少ない
  • 特徴3 早朝から排尿可能
  • 特徴4 入院期間が短い

前立腺肥大症とは

前立腺とは膀胱の下、尿道を取リ囲むようにあるクルミ大の男性臓器であリ、精液を産生します。加齢とともに肥大してくる場合が多く、排尿困難、残尿感、頻尿、尿もれ、尿閉などの症状を来たしやすくなります。軽度の場合は内服薬で症状を改善させることができますが、進行してきた場合や、高度な肥大症の場合は手術が必要となリます。

手術療法について

内視鏡を尿道へ挿入し、肥大した前立腺を電気メスにて切除し、尿道を広げる経尿道的前立腺切除術(TUR-P、TURis)が最も一般的な方法です。効果良好ですが、出血、性機能障害、気分不良等を来たすことがあり、入院期間も1週間程度かかリます。
他に、前立腺内腺を一塊にくリ抜く効果の高い手術(Holep、TUEB)も行われてきています。

光選択的前立腺蒸散術(PVP)について

グリーンライトレーザーは、特殊なレーザーを前立腺に照射することによリ、前立腺組織を蒸散させ、尿道を広げる方法です。このレーザーは血液中のヘモグロビンに吸収される特徴があリ、血流豊富な前立腺組織に吸収されると、すぐに熱エネルギーとなり、組織温度が急上昇することで組織を蒸散、消滅させることができます。出血が少なく、通常は手術翌日にバルーン抜去でき、早期から排尿可能となリます。そのため、入院期間も3~4日程度となリます。

診療時間(~3/31)

こだま病院
午前診 9:00 ~ 12:00 担当医 大北 担当医

 
 

診療時間(4/1~)

こだま病院
午前診 9:00 ~ 12:00 担当医 大北 担当医 担当医 担当医

担当医

大北 恭平 (おおきた きょうへい)
大北 恭平の顔写真
診療科
泌尿器科
専門分野
泌尿器科一般
プロフィール
大阪医科薬科大学(旧 大阪医科大学)卒業
日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医
ダ・ヴィンチサージカルシステム認定医
趣味
スポーツ観戦(特にラグビー、大学までラグビーをしていました)
メッセージ
泌尿器科を受診することは、恥ずかしいと思われる方も少なくないと思いますが、頻尿などがあると、夜間寝られなくなったり、日中でも常にトイレを意識しないといけなかったりと、非常に生活の質が低下します。頻尿の治療は、生活の質を向上させるきっかけになります。また、血尿などが見られた際は、結石や尿路腫瘍などの可能性もあり精密検査が必要になる場合もあります。
泌尿器科を気軽に受診していただければと思います。治療や検査に関して、一緒に考えましょう。